コーヒーは活力の源。やる気を出すカンフル剤。持続力も瞬発力もアイデアさえも、おいしいコーヒーが運んできてくれる。

書店をやるよりもカフェの方が工夫できるのではないかという誘惑に、カフェに関する本を選んでみた。基本的には、コーヒーそのもので勝負できるカフェを作りたい。

コーヒーの香りがはこぶもの

最初に選んだ本は、「カフェをはじめたくなる本、カフェをやめたくなる本」です。出版社のギャップ出版が倒産したので、新刊では手に入りません。

伝説のカフェといわれた青山の「DESSERT COMPANY」の記録です。なるほど、企画力とセンスの良いスタッフが集まる居場所があれば、面白いことが出来るのだろう。

カフェを作ろうとする人にはいろいろな意味で参考になるはずだ。デザートのオリジナル・レシピも載っている。

OPEN 1998年7月  CLOSE 2001年9月

出版社 ギャップ出版定価 1,575円
発効日 2002/03
判型 A5
ISBN 

実は、コーヒーは豆を売るほうが儲かるらしい。先日も無料のコーヒー本を送る企画で販売を伸ばしている自家焙煎店が話題になっていた。
お店で買えるおいしいコーヒー豆と、地方発送と配達の有無などをお店の写真とともに掲載。

書名 おいしいコ−ヒ−豆を買う本
出版社 
旭屋出版
定価 1,260円
発行 2004/02
判型 B5変
ISBN 475110411X

カフェでは、うんちくが大切。いろいろな知識がプロの証。
金沢大学で行われた公開講座「コーヒー学入門」および金沢大学の授業「コーヒーの世界」での講義の主な内容を紹介。

書名 おいしいコ−ヒ−豆を買う本
出版社 旭屋出版
定価 1,260円
発行 2004/02
判型 B5変
ISBN 475110411X

南千住カフェバッハの図書推薦リストにも載っているコーヒーの事典。
コーヒー文化の歴史的背景、コーヒーの栽培、構成成分やその焙煎過程における変化と味の関係などを科学的に解説。

書名 コ−ヒ−の事典
出版社 柴田書店
著者 日本コ−ヒ−文化学会
定価 3,150円
発行 2001/12
判型 A5
ISBN 4388353078

カフェバッハの田口護氏の著書。
コーヒー豆の知識やおいしくコーヒーをいれる方法などを紹介。

書名 コ−ヒ−味わいの「こつ」
出版社 柴田書店
著者 田口護
定価 1,680円
発行 1996/03
判型 A5
ISBN 4388251046

業界の理論派といわれるは田口護氏の著書。コーヒーの焙煎は名人の専売特許ではなく、職人的なカンの世界などでもない。理詰めの数学であり論理学の世界なのだ。「システム珈琲学」

書名 田口護の珈琲大全
出版社 日本放送出版協会
著者 田口護
定価 2,940円
発行 2003/11
判型 A4
ISBN 4140331933

現役最高齢の銀座=ランブル関口、業界きっての論客南千住=バッハ田口、求道者吉祥寺=もか標。コーヒーに人生を捧げるって素晴らしい。自家焙煎のカリスマたちの夢と情熱。

書名 コ−ヒ−に憑かれた男たち
出版社 中央公論新社
著者 嶋中労
定価 1,890円
発行 2005/01
判型 B6
ISBN 4120036030

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